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TOEICの結果が返ってきた!まさかの900点越えだった件

先日受けたTOEIC第310回(2022年12月18日 午前の日程)の結果が郵送されてきました。

TOEICのスコアは受験日の17日後にネットで確認できますが、TOEIC公式によると郵送でのテスト結果の発送は試験日から30日以内とのことです。

自分の場合は受験日から約1ヶ月と少し経ってから自宅にテスト結果(公式認定証)が届きました。

話は変わりますが、自分がTOEICを受験したのは大学院入試でTOEICのスコアを提出する必要があるためです。

2ヶ月~3ヶ月ほど本腰を据えて英語勉強に勤しみましたが、TOEICを受けるのが初めてだということもあり800点を超えていたらいいな〜と思っていました。しかし蓋を開けてみると935点という驚きの結果に。

たまたま運が良かっただけだと思いますが、リスニング、リーディングの各項目の結果の振り返りとともに、当日の会場の雰囲気なども振り返っていこうと思います。



当日の会場の雰囲気

自分は京都在住なのですが、指定された受験会場は龍谷大学深草キャンパスでした。

受験者の年齢層は20代前後の学生が多いと想像していましたが、会場を見る限り老若男女問わず幅広く受験者層がいる印象。

また想像以上に受験者の数も多かったです。一つの教室に40~50人の受験者がおり、受験教室が10個弱程度あったのでこの会場の受験者数は300人~400人程度だったかなと思います。

TOEICの開示情報によると、第310回(2022年12月18日午前)の受験者数は35,352人とのことです。

京都府の人口は約254万人で日本人口の約2%を占めますが、京都府の一つの会場で300人はかなり多いと感じます。(単純計算すると、京都府のTOEIC受験者数は35352×0.02=707人)

おそらく京都は人口に占める学生の割合が全国と比べると突出しているため、TOEICの受験者も他の地域と比べてかなり多いのではないでしょうか。

試験中

午前試験の受付時間は9:25 - 9:55ですが、試験時の注意や音声確認があり、試験開始時刻は10:30頃でした。

まずリスニング試験についてですが、やはり家で音声を聞くのと試験会場のスピーカーで聞くのとは全然印象が違います。

試験時のリスニングの音声の音量は教室全体まで聞こえるほど大きいです(当たり前ですが)。しかし教室の一番右の列に座っていたので、普段自宅の机の前で一人スピーカーで聴いている時との違和感がすごかったです。

特に、リスニング勉強の際イヤホンのみを使って音声を聴いている人は注意が必要です。通勤通学の際や図書館で勉強する際はイヤホンが必要ですが、センター試験(共通テスト)とは違いTOEICの音声はスピーカーで流されるので、できるだけスピーカーを使って音声を聞き取る勉強時間も確保する必要があります。

試験結果

試験結果のパーセンタイルランク

上記が郵送された試験結果です。

リスニング(475点)のパーセンタイルランクは91%、リーディング(460点)のパーセンタイルランクは95%でした。

つまりリスニングでは上位9%、リーディングでは上位5%のスコアだということがわかります。

ここで、合計の935点は上位何%に位置するのかが気になりますが、TOEICの開示資料によると、第310回の平均スコアは619.6点、標準偏差は170.1点との情報がありました。

受験生のスコアの分布が正規分布に従うと仮定すると、トータル935点は上位3.2%に位置することになります。

リスニングでは上位9%、リーディングでは上位5%だったことを踏まえると、リスニングとリーディングのどちらか一方が得意でもう一方が苦手という状況をなくし、両方で満遍なく点数を稼ぐことが重要だと感じます。


L&Rの各項目のパーセンタイルランク

上記はより詳細な項目別のパーセンタイルランクです。

まず左のリスニングのセクションから見ていきましょう。

上から1つ目、3つ目の段は短めの会話に対する理解能力(Part1, Part2)、2つ目と4つ目の段は長めの会話の理解能力(Part3, Part4)に対する評価です。

どの項目も平均以上に取れていますが、短めの会話(Part1, Part2)のパーセンタイルランクはやや平均に近く、あまり点数が取れていないという印象です。

5つ目の段は「フレーズや文から話し手の目的や暗示されている意味が理解できる」という項目です。この項目の平均が一番低いですが、これはリスニングパート全体(Part1~4)において会話の概要や目的を瞬時に把握する力や、発展的なことまで理解できる力を指しているものと思われます。

次に右のリーディングセクションを見ていきます。

リーディングのPart5、Part6の能力は上から4つ目「語彙が理解できる」、5つ目の段「文法が理解できる」に対応していると思われます。

それぞれ96%、95%のパーセンタイルランクとなり、Part5はかなり良くできていたと思います。(30問中2ミスか3ミスくらい?)

Part7で問われる読解力は上から3つまでの段「文中の中の情報をもとに推測できる」「文中の中の具体的な情報を見つけて理解できる」「ひとつの文書の中でまたは複数の文書間でちりばめられた情報を関連付けることができる」に対応していそうです。

リスニングとリーディングに共通して言えることは、明示されていなくとも文脈を推測する力が問われる設問は平均点が低めになる傾向にあるということです。

与えられた音声、文書から問題の背景を推測する力は一朝一夕で身につくものではないため、毎日10分程度でも良いのでコツコツと英語に触れる時間を増やすことが大切だと感じます。

まとめ

この記事では、TOEICの試験結果をリーディング、リスニングの各項目で振り返ってみました。

TOEICで高得点を目指す方々がこの記事を通して勉強の参考にしていただければ幸いです。

自分が行ったTOEICの勉強法については後日別記事でアップします。

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